2008年11月16日

身の回り

朝起きがけの
まどろんだうつつの中に嵌(は)まって
生きながらの苦痛を味わいながら
甘い夢の香辛料が
ちょうどいいくらいの
逃げ場となって咽(むせ)び泣いている

このまま起きたくなくて
訳が分からないまま
細くて壊れてしまいそうな
身体を捩じらせている

どんなに頭でっかちになったって
時間が過ぎていくばかりで
(とら)えどころのない身のまわり
また今日も なにかを忘れたまま
好きでもないくらい愛しくて
視線を泳がせながら
どこまでも旅を続ける



nakunaruto at 23:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!